名草山の中腹にある早咲き桜の名所と言われている。
宝亀元年(770)に唐の僧、為光(いこう)上人が開いたもので、西国33カ所観音霊場の2番札所、一年を通して巡礼の姿が絶えることはありません。
お寺は、「清浄水」「楊柳水」「吉祥水」の三つの井戸があることから紀三井寺と名付けられた。このこの井戸の水を飲むと、煩悩を消し去り仏の三昧に入ることができると言われています。
楼門をくぐると目の前に231段の石段がそびえ、エスカレーターであってくれればと思いつつ、登りきったところで振り返ると、万葉集に歌われた和歌浦が一望でき、旅情がかきたてられます。
そして境内には、てがみ供養塚が建立され、毎年4月の第1土曜日に、全国の主要郵便局から寄せられた迷子郵便物を消却処分した灰を塚に納めて供養しています。
この時期には、ソメイヨシノも満開になり、暖かい和歌山へ一足早い春を求めて来る人達で賑わいます。
また紀三井寺には、松尾芭蕉の詠んだ「見あぐれば 桜しまふて 紀三井寺」の一句が残されています。
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紀三井寺護国院
和歌山市紀三井寺1201 電話 073-444-1002