万 葉 略 年 表 

第一期 <初期万葉>
西暦天皇元号主なできごと歌人
仁徳仁徳元〜87磐姫皇后、天皇を思う歌を詠む。磐姫皇后
允恭允恭元〜42  [435]衣通王
[453]木梨軽太子
雄略雄略元〜2311月 雄略天皇、即位。
天皇、歌を詠む(「万葉集」冒頭歌)。
雄略天皇
欽明欽明1310月 百済の聖明王、仏像・経論を献じる。 
593推古推古元4月 厩戸王子(聖徳太子)、皇太子となる。 
604推古124月 聖徳太子、憲法17条を制定。 
607推古157月 小野妹子を隋に派遣。[612]推古天皇
618推古26   隋が滅んで、唐が興る。[613]聖徳太子
622推古302月 聖徳太子、没。 
629

641
舒明舒明元〜131月 舒明天皇、即位。舒明天皇
間人連老
645孝徳大化元6月 中大兄皇子、皇太子となり新政府を立てる。
12月 難波長柄豊碕宮に遷都。
 
646大化21月 大化改新の詔。 
655斉明斉明元   斉明天皇、即位(飛鳥板蓋宮)。 
657斉明39月 有馬皇子、紀伊の牟婁温泉に療養。 
658斉明410月 紀の温由行幸。
11月 有馬皇子、謀反の疑いで捕えられ、紀の温湯で尋問ののち、藤白坂で絞殺される。
斉明天皇行幸
・斉明天皇
・有馬皇子
・額田王
・中皇命
661斉明71月 天皇、新羅征討の途につく。
7月 斉明天皇、没。
[661]中大兄皇子
   (天智天皇)
663天智天智28月 白村江で唐・新羅連合軍と海戦し、大敗。 
664天智3   この年、対馬、壱岐・筑紫に防人・のろしを置き、太宰府防衛のために水城を築く。 
665天智4   遣唐使派遣。 
667天智63月 近江大津宮に遷都。 
668天智71月 中大兄皇子、即位(天智天皇)。近江令となる。
5月 天皇、蒲生野に遊猟。
[668]大海人
   (天智天皇)
天智92月 戸籍をつくる。藤原朝臣鎌足
鏡王女
671天智1012月 天智天皇、没。[671]倭大后
   久米禅師

第二期 <白鳳万葉>
西暦天皇元号主なできごと歌人
672天武天武元   壬申の乱起る。大海人皇子軍、大友皇子軍を近江で破る。大友皇子、没。
   飛鳥浄御原宮に遷都。
 
673天武22月 大海人皇子、即位(天武天皇)。 
678天武7   十市皇女、斎王に任じられ、高市皇子との別離を恨んで自殺。[675]麻続王
[678]高市皇子
679天武85月 吉野行幸。 
686朱鳥元9月 天武天皇、没。皇后(持統天皇)執務。
10月 大津皇子、謀反の疑いで逮捕され、自殺。妃の山辺の皇女も殉死。
[686]大后
   (持統天皇)
  大津皇子
  石川郎女
  大伯皇女
  日並皇子
690持統持統41月 持統天皇、即位。
9月 紀伊行幸。
持統天皇行幸
・川島皇子
・阿閉皇女
・山上臣億良
692持統63月 伊勢行幸。[691]柿本朝臣人麿
694持統812月 藤原宮に遷都 
695持統99月 遣新羅使派遣。長屋王
696持統107月 高市皇子、没。但馬皇女 
697文武文武元8月 文武天皇、即位。 
699文武31〜2月 難波行幸。[699]長皇子
[699]長忌寸意吉麿
弓削皇子
701大宝元1月 山上憶良、遣唐少録に任じられる。
2月 吉野行幸。
8月 大宝律令ができあがる。
9〜10月 紀伊行幸。
文武天皇行幸
・坂門人足
・柿本朝臣人麿
・調首淡海
・春日蔵首老
・坂上忌寸人長
・長忌寸意吉麿
・丹比真人笠麿

第三期 <平城万葉>
西暦天皇元号主なできごと歌人
702大宝212月 持統太上天皇、没。[702]高市連黒人
704慶雲7月 遣唐使、帰国。憶良も帰国か(或いは707年)。 
706慶雲39〜10月 難波行幸。[706]志貴皇子
707 
元明
慶雲4
元明元
6月 文武天皇、没。
7月 元明天皇、即位。
 
710和銅33月 平城宮に遷都。[708]元明天皇
[708]御名部皇子
[708]穂積皇子
712和銅51月 太安万侶、「古事記」をあらわす。 
713和銅65月 元明天皇、諸国に「風土記」の編集を命じる。 
715元正霊亀元9月 元正天皇、即位。 
718養老2   この年、藤原不比等ら養老律令をつくる。紀皇女
720養老45月 舎人親王ら「日本紀」30巻、「系図」1系を編集。
8月 藤原不比等、没。
高橋連虫麿
721養老5   上山憶良ら、東宮待講となる。
   元明太上天皇、没。
 
724聖武神亀元2月 聖武天皇、即位。
3月 吉野行幸。
10月 紀伊玉津島行幸。
[724]大伴宿祢旅人
聖武天皇行幸
・山辺宿祢赤人
・笠朝臣金村
・藤原卿
725神亀210月 難波行幸。 
726神亀3   この年、上山憶良、筑前守となる。 
728神亀5   大伴旅人、太宰府に下向か。 

第四期 <天平万葉>
西暦天皇元号主なできごと歌人
729神亀62月 長屋王の変。漆部勲足ら長屋王の謀反を密告。
   長屋王、罪を尋問され自殺。
 
730天平29月 防人を停止。
12月 大伴旅人、上京か。
[730]松浦佐用姫
[730]大伴坂上郎女
731天平37月 大伴旅人、没。
   上山憶良、上京か。
 
733天平52月 「出雲国風土記」ができあがる。
上山憶良、没か。
[733]大伴宿祢家持
734天平62月 天皇、朱雀門で歌垣を見る。笠女郎
736天平83月 三香原離宮行幸。
6〜7月 吉野行幸。
11月 葛城王、臣下に降り、橘宿祢を賜わる(橘諸兄)。
[736]橘宿祢奈良麿
737天平9   この春、疱瘡大流行、夏から秋にかけ死者多数。長田王
740天平122月 難波行幸。
9月 太宰少弐藤原広嗣、反乱。
10〜12月 天皇、伊勢・伊賀・美濃・近江に巡幸後、恭仁京に至る
     (以後5年間平城にもどらず)。
[739]石上朝臣乙麿
[740]聖武天皇
中臣朝臣宅守
荻野茅上娘子
741天平13   天皇、国分寺・国分尼寺の造営を発願。 
742天平148月 紫香楽宮を造営。
12月 紫香楽宮行幸。
 
743天平1510月 大仏鋳造発願の詔。  
744天平162月 難波宮を都とする。 [744]橘宿祢諸兄
745天平175月 都を平城京にもどす。
天皇、総国分寺(東大寺)建立を発願。
門部王
746天平18   大伴家持、越中守となり、赴任。[746]大伴宿祢池主
747天平195月  この頃家持、税帳使として入京。
東大寺大仏の鋳造が始まる。
 
748天平204月 元正太上天皇、没。[748]田辺史福麿
[748]久米朝臣広縄
749孝謙天平勝宝元7月 孝謙天皇、即位。東大寺大仏、完成。 
751天平勝宝38月 大伴家持、越中より帰京。
11月 「懐風藻」ができあがる。
この年、東大寺大仏殿完成。
 
752天平勝宝44月 東大寺大仏、開眼。[752]孝謙天皇
[753]中臣朝臣清麿
754天平勝宝61月 唐より大伴古麿、鑑真を伴い帰国する。 
756天平勝宝85月 聖武太上天皇、没。
   聖武太上天皇の遺品を東大寺に収める(正倉院御物)。
 
757天平勝宝95月 養老律令を実施する。
7月 橘奈良麿らの謀反が発覚。
[757]甘南備真人伊香
758 
淳仁
天平宝字26月 大伴家持、因幡守となる。
8月 淳仁天皇、即位。
 

万葉の時代以降と紀の国行幸
西暦天皇元号主なできごと歌人
759天平宝字3正月 家持、因幡国庁に国郡司らを饗応(「万葉集」最後の歌)。
唐招提寺、建立。
         
763天平宝字75月 鑑真、没。 
764 
称徳
天平宝字89月 恵美押勝が反乱、近江に敗死。
10月 淳仁天皇、淡路に移される。称徳天皇、即位(孝謙天皇重祚)。
 
765天平神守元10月 紀伊玉津島行幸。 
770宝亀元阿部仲麿、(唐で)没。 
771光仁宝亀2   「万葉集」、この年以降にできあがる(一説)。 
778宝亀9   前年よりこの年の間に、「万葉集」ができあがる( 一説)。 
784恒武延暦32月 大伴家持、持節征東将軍となる。
11月 長岡京、遷都。
 
785延暦48月 大伴家持、没。 
794延暦138月  「続日本紀」の撰修を命じる。
10月 平安京に遷都。
   宝亀年間よりこの年の間までに、「万葉集」の編集終える(一説)。
 
804延暦2310月 紀伊玉津島行幸。 
807平城大同2   「古語拾遺」ができあがる。
   この頃に、「万葉集」ができあがる(一説)。
 


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