万葉集に歌われている
「紀の国の 狭日鹿の浦に 出て見れば 海人の燈灯 波の間ゆ見ゆ [7-1194]」
この狭日鹿(さひか)の浦は、雑賀崎付近の海のことをさしています。
紀州特有の青石の岩礁と打寄せる波はダイナミックな景観を見せ、田野浦とともに一斉に港を出る漁船の様子は活気に満ちています。
また、港内には海釣り公園も出来る一方で、今では珍しくなった旧正月を祝う風習が受け継がれ、盛大な行事が行われるなど、潮時をとても大切にする漁村ならではの生活が今も残っています。
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