通称「紅葉渓庭園」で親しまれている西の丸庭園は、元和5年(1619)に紀州徳川家初代に就いた頼宣が10年の歳月をかけて造ったとされています。 全国でもめずらしい当城郭庭園は、浅野時代の内堀を利用して、堀の中に木造宝形造りの「鳶魚閣(えんぎょかく)」を浮かべ、南側の高台に柿(こけら)葺きの「御腰掛」を配し、茶室「紅松庵」もあります。 園内は、春の桜に夏の若葉、秋の紅葉と四季折々の美しい姿に、大小三つの滝音が響き、自然を楽しむことができる場所です。