ようすいえん

 国の名勝に指定されている養翠園は、文政元年(1818)に10代藩主治宝(はるとみ)公が8年もの歳月をかけて造営したという西浜御殿の別邸で、徳川中期の代表的な武家庭園といわれています。
 広さ1万坪の中に大小の池と老松をめぐらせた池泉回遊式庭園で、中国の西湖を模したといわれる石造りの三ツ橋があります。
 海水を取り入れた池も珍しく、数寄屋造りの養翠亭も風情があります。特に正門近くにある茶室、実際庵は表千家了々斎作で県下でもっとも古いものとされています。
 また園内には、幕末の藩学者の妻、かわい小梅が書いた小梅日記にも登場するカキツバタが植えられた小さな池や、風情のあるあじさいの小径などもあり、入園者の人気を集めています。


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  養翠園事務所
   和歌山市西浜1164  電話 073-444-1430